―― 腎臓の働きを守るために ――

 今の世の中、グルメ思考もあって、「高タンパク低カロリー」なる食事が絶賛されていますが、ちっ素を含む多くのゴミを血液中に発生する高タンパク食は、痛風、ガンなどの成人病を引き起こすばかりでなく、慢性腎炎、糖尿病、高血圧などで腎臓が弱った人にとっては、その働きをかえって低下させてしまうことが最近わかってきました。

 日本人は一日70〜90gのタンパク質を摂取していますが、低タンパク食では40〜50gくらいに減らします。一人前のカツ丼が30gのタンパク質を含んでいますので、これを食べるとあとの二食にはもう肉や魚は食べられません。これではお腹がすくという人には、サラダ油よりも酸化されにくく、善玉コレステロールを増やしてくれるオリーブ油を利用します。このようにしてタンパク質を制限すると,ゴミ処理を担当する腎臓にとっては、負担が軽くなり、機能が回復してくるのです。

 これまであまり盛んでなかった低タンパク食療法も、その効果が著名な学会で報告されるにつれて注目を集めるようになってきました。食事療法を始めると、増加し続けていた血液中のタンパクの燃えかすが着実に減り始め,腎臓の働きを示すいろいろなデータが安定してきます。これまで暗い表情の多かった患者さんの顔にも自然と笑みが浮かぶようになりました.最近では私たちの低タンパク食教室に遠くからの患者さんも参加していただいています.また、減塩,感染予防,スポーツなども考え入れたライフスタイルの改善によって,大切な腎臓を守っていくことも大切です。
        

もっと詳しく低蛋白食について知りたいかたは次へいく

           

低タンパク食のトピックスは?

           

低蛋白食教室の風景

Introduction /慢性腎炎/IgA腎症/低蛋白食 /What'sNew


ホームページ.