「腎炎進行のメカニズム」
- IgA腎症では、ばい菌の体の一部とそれに対するIgA抗体とが複合体を作って、腎臓の尿をろ過する膜に引っかかります。
- 人間にとってこれは異物ですので、糸球体の中の掃除を担当するメサンギウム細胞がこれを食べて処理しようとして増殖します。
- 糸球体の空間はこの細胞が増殖することで窮屈になり、中でとぐろを巻いている毛細血管が圧迫されたり、つぶれてしまいます。
- 実は毛細血管の薄い壁から尿がしみ出されて作られていますので、毛細血管がつぶされることは尿を作るための血液の流れが減ることになります。つまり、腎臓の尿を作る働きが低下することになります。